青春の旅
10 〇世間にて “足は裸足で、胸ははだけ 私は世間の人々と交わる 服はぼろぼろで埃まみれでも 私はつねに至福に満ちている 自分の寿命を延ばす魔術など用いない いまや、私の目の前で 樹々は息を吹き返す * * * * * ひとりのブッダが一周まわって来た…
9 もしあなたが本当に涅槃を遂げていたら あなたは世間に帰って来るだろう もうそこには何の恐れもないからだ もうあなたはどこにもいられる いまや、地獄でさえ天国であり 暗闇でさえ光であり そして、死でさえも生なのだ もう、何ものもあなたを迷わせる…
7 〇牛の超越 “牛にまたがって 私はわが家にたどり着く 私は穏やかだ 牛も休むことができる 夜明けが 至福の休息のうちに訪れた 私の草屋の中で 私は鞭も手綱も捨ててしまった” * * * * * <心>によって組み立てられた、でっち上げられた解答でも 経…
5 宗教とは何かの信条の探索じゃない 宗教とはまさに自分の実存の基盤そのものを知ろうとする まさに自分の存在の岩盤そのものに触れようとする努力だ その自分の存在の岩盤の体験が われわれが<真実>という言葉を使うときの意味なのだ それは実存的なも…
4 〇牛を捕まえる “大変な苦闘の末 私は彼を取り押さえる 彼の偉大な意志と力は無尽蔵だ 雲海のかなたの高原に突進し あるいは不可侵の峡谷に立つ” 集中というのは意識の狭隘化だ 集中された心はほかのすべてに対してごくごく無感覚になる それに対して、瞑…
3 人間は鏡の前に立ち 自分自身が映っているのを、反射されているのを見る それだけじゃない 彼は鏡の前に立ち 自分の反射を見 そして自分自身が自分の反射を見ているのを見る それが限りなく続いてゆく これがために <自意識>が起こる これがために <自…
2 〇足跡を見つける “川べりの木々の下に 私は足跡を発見する! かぐわしい草のもとにさえ 彼の足跡はある 人里離れた山奥深くにも その足跡は見つかる これらの足跡はもう 天を見上げる自分の鼻づらほどにも隠れてはいない” * * * * * まず第一に理解…
『青春の旅・・・』 はじめに 道を求めて・・・・。私の青春は、1970年頃からでした・・・・。 その前の1960年代を調べてみると、ヒッピーは、1960年代のカウンターカルチャーに関連する人々のことで、もともとは1960年代半ばに米国で始まり、世…