不思議と幸せ

小さな幸せ

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『スターゲイザーと廃墟と・・・』

私の40代・50代は働くことに追われた日々でした。音楽を聴くということも殆どありませんでした。音楽「スターゲイザー」を知ったのはその頃です。 YouTubeでスピッツの「スターゲイザー」を見ると2004年(平成16年)頃の自分を思います。そのときは、プロモ…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 12

12 「武陽佃嶌」(ぶようつくだじま) 武陽とは江戸の異称であり、本図は隅田川河口付近の東京都中央区に位置する佃島および石川島の風景と、そこから見える富士山を描いた作品である。中央の船に描かれた山積みの荷は、富士の形と相似させている他、島と船…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 11

11 「相州七里浜」(そうしゅうしちりがはま) 本図は神奈川県鎌倉市南西の相模湾に面した七里ヶ浜からの富士山の眺望を描写しています。七里ヶ浜は約3キロに渡る砂浜で、富士山を正面に捉えていることから、東側の稲村ヶ崎周辺より描かれたものと考えられ、…

『ハートブレイカー』

このグランド・ファンク・レイルロードの「ハートブレイカー」を、先日、YouTubeで目にしました。振り返れば、英語が苦手な私は意味もわからないまま、そのツエッペリンもぶったまげたというグランド・ファンク・レイルロードの「ハートブレイカー」を高校生…

『雨を見たかい』

私は眠る前ときどき、スマホでYouTubeの音楽を聴いています。そのとき、ふと、流れてきたのが「雨を見たかい」でした。そのビートに遠い昔に戻ってみました。1968年にバンド名をクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルと改め再出発したとあり、71年の「…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 10

10 「武州玉川」(ぶしゅうたまがわ) 水量豊かな多摩川が画面中央に鎮座し、その先には、霞を挟んで雄大な富士山が高くそびえる。周辺に人家はなく閑散としており、手前の土坡上で馬を牽く男と、柴を積んだ船を操る船頭と乗員のみが描かれています。 川面…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 9

9 「東都駿台」(とうとすんだい) 本図は東京都千代田区神田にある神田川南岸の駿河台からの景色を描写しています。手前の家屋と対岸の土手の盛り上がりの間に、お茶の水坂の往来と神田川を描き、その先に広がる空の下に駿河台や小川町の家並み、そして彼…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 8

8 「青山円座松」(あおやまえんざまつ) 本作品は現代の東京都渋谷区神宮前にある龍巌寺にあった銘木・円座松(笠松とも)と、その背後に聳える富士山を描写した図です。 北斎は、小山のように盛り上がった姿で円座松を表現しています。手前には、親子連れ…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 7

7 「武州千住」(ぶしゅうせんじゅ) 江戸四宿のひとつである千住宿近郊の農村風景を描いています。千住宿は現代の東京都足立区千住にあたり、江戸から日光街道や奥州街道を通って日光へ至る最初の宿であり、水戸街道などとも接続している交通の要所であり…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 6

6 「甲州犬目峠」(こうしゅういぬめとうげ) 「甲州犬目峠」は、甲州街道の宿場のひとつである犬目宿(現代の山梨県上野原市)近辺の峠です。 背後に雄大に描かれた富士山は、その高さによって白色、藍色、茶色で細やかに摺り分けられてます。なだらかな形…

『映画・卒業とスカボローフェア』

『卒業』は、1967年のアメリカ合衆国の青春恋愛映画で、1968年日本公開とありました。私が見たのは高校生のときだったか・・・・。内容は、余り理解できなかったのですが、その映画音楽は衝撃でした。もっとも、その映画ストーリーも衝撃だったのですが…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 5

5 「尾州不二見原」(びしゅうふじみがばら) 現在の愛知県名古屋市中区富士見町周辺とされます。当地は名古屋郊外の遊廓や武家屋敷が存在する名勝地であったようです。桶職人の背後に崖と田畑の広がる情景を描いていますが、円い桶の中に小さな富士山が見…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 4

4 「深川万年橋下」(ふかがわまんねんばしした) 万年橋とは、小名木川と隅田川が合流する手前に架けられた橋で、現代の東京都江東区にあたります。川に浮かぶ船の先に運ばれる視線の先に、自然と富士山があります。橋のたもとで釣りをする人など、庶民の…

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 3

3 「山下白雨」(さんかはくう) 富士に大きな稲妻が走る様が描かれています。雨は直接に描かれていませんが、快晴の山頂と大雨の麓という対照的な構図です。また、何気なく描かれた感じの雲の模様がいいですね。この作品は「黒富士」とも呼ばれています。

葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 2

2 「凱風快晴」(がいふうかいせい) 「赤富士」(あかふじ)とも呼ばれ、富士山が朝日を浴びて赤く染まります。凱風とは、南からふいてくる穏やかな風で、秋を予感させる鰯雲の中に悠然とそびえている富士山が描かれています。